ちなみに、現在の中国の年齢別未婚率の状況は、ちょうど1970年あたりの日本の状況と酷似しています。中国においては20年後の2040年以降、日本同様40~50代の未婚者急増の状態に突入するものと予想されます。
とにかく、世界中至る所で男が余っています。結婚したい男性にとっては受難の時代です。しかし、こう書くと、未婚女性は全員結婚できそうなものですが、現実はそういう数字合わせのようにはいきません。
結婚を希望しない女性も増えている
インドのように、今でもお見合いによる結婚が主流の国は別にして、個人が最適化を求めれば求めるほど、全体のマッチング総数は激減してしまうものです。また、結婚を希望しない女性も増え続けていますから、実質結婚できない男は、もっともっと多いのです。
「いや、でも、最近は離婚も多いし、再婚する女性と結婚するという手もあるよね」という意見もあるでしょう。
確かに、3組に1組は離婚すると言われている現代の日本。未婚男女の人口差は圧倒的に「男余り」なんですが、離別死別者だけで見ると、逆に「女余り」になっています。全年齢合計では離別者は138万人、死別者は627万人も女性のほうが多い女余りです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら