私はなるべく相談者様の意向に沿って考えるようにしていますが、よほどのことがないかぎり直らないモラハラ夫との離婚を避けたいのでしたら、その末路は大抵悲惨です。
どんなに罵倒されても自分の心を殺し、その都度謝り続け、「今日は雨だ」というレベルでそれらの暴言を聞き流す訓練をすることになります。ただしそれはますます相手の逆上を誘い、エスカレートさせる悪循環につながります。あなたの心身は病むかもしれず、そんな両親の下で育つ子どもは、相当高い確率で不幸です。
最低ランクのモラハラ夫に、耐えてしまう人々
あなたは、絶対に耐えてはいけないモラハラに遭っていることに気づくべきです。
妻に「死ね、ボケ、消えろ」と言える人の人間性の卑しさを、考えてみてください。
このような人がいつの日か、妻を愛するとまではいかなくとも、尊重できる日がくるでしょうか?
私の周囲のモラハラ夫(または妻)を見る限りですが、人格的に終わっている人ばかりです。
安っぽいプライドや自信過剰家、または伴侶への劣等感の裏返しで、高圧的な態度で自分の優位性を誇示していないと気が済まない人たちなので、およそ難癖による虐待です。
伴侶を自分の所有物かそれ以下に見ているので、自分の言葉がいかに相手を苦しめ傷つけているかなど、想像もしていません。また罵詈雑言がくどいことでも共通しています。
70代80代でこのようなモラハラ夫と連れ添ってきた妻たちに聞いてみますと、瞬間湯沸かし器のような夫のモラハラに気を腐らせてきたのは確かですが、そればかりではなかったことがうかがわれます。
湯沸かし器が消えている間は、よい点もあったと認める人もいました。
自由な時間や自由に使えるお金があり、夫婦や家族で楽しむ時間もそれなりにあったから耐えられたという人もいます。あなたにはこれらのどれもありません。
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