「本当に仕事を辞めたいか」見極める質問の力 自問して実際に書き出してみることが大切

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辞める前に、自分自身と向き合って辞めるべき理由を考えてみましょう(写真:xiangtao/PIXTA)
漠然とした気持ちのまま会社や学校を辞めてしまったら、後悔するだけでなく、同じことを繰り返す羽目になる。質問の力が、そんな「あなた」を変える。

大型連休が終わり、「会社(学校)に戻れるだろうか?」と不安を抱いた人、あるいは日常が戻りつつある今でさえ「もう行きたくない……」と精神的につらい人もいるかもしれない。新年度、新学期など大きな環境の変化による緊張状態のままで連休に入ったことで心身ともに調子を戻せず、「五月病」が起きるのはこの時期だ。

当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら

とはいえ、もし漠然とした「仕事(大学)が嫌で辞めたい」という気持ちのまま、突発的に辞めてしまったら、それを後悔することになるだけではない。そもそもの問題が解決されないままになってしまうのだ。

本当に辞める前にすべき1つの質問

「嫌だ」と思って辞める問題の根深さについて、「質問コンサルタント」として活動する河田真誠氏は次のように指摘する。

仕事がイヤでやめた人の多くは、新しい職場でも同じことで悩むことになる。(略)これは問題が「あなた」にあるからだ。「イヤな仕事」や「イヤな人間関係」があるのではなく、「イヤだと思っているあなた」がいるだけなのだ。その「イヤだと思う」を変えない限り、相手や環境を変えても同じことを繰り返すだけである。
※河田真誠・著『人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問』(CCCメディアハウス)85ページより

そこで、仕事(学校)を辞めたい人への河田氏の提案は「辞めない」だ。

もちろん好きな仕事を楽しくやっている人は存在する。しかし、そもそも「楽しい仕事(勉強)」が最初から存在するのではなく、それを「楽しめる人」と「楽しめない人」がいるだけだという。つまらなく、つらい仕事でも楽しめる方法を自分なりに見つけた上でやり切れば、たどり着いた山頂からはまた違う景色が見えてくるというわけだ。

しかし、ここで根本的、かつ哲学的な問題が出てくる。それは、その仕事が本当に「辞めないに値するか」だ。どうやってそれを見極めればいいのか。

次ページ物理的にも精神的にも、がんじがらめになっている
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