「本当に仕事を辞めたいか」見極める質問の力

自問して実際に書き出してみることが大切

しかし、それを実際に書き出すとなると、「誰に対しても優しくできているだろうか?」「本当に丁寧に仕事ができているだろうか? 単に仕事が遅いだけでは?」「自分勝手に決めているだけでは?」など、違う感情が生まれてくるのではないだろうか。

書き出すという行為は、頭の中にあるアイデアを明確に言語化する作業だ。書き出すことで「本当にそうなのだろうか?」と問い直し、心にぐっときたり、ときに恥ずかしく思ったり、また、イラっと嫌な気分になる。この感情が揺さぶられてしまうプロセスが最も重要なのだ。

大きな決断をする前に「ワクワクするか?」を自問する

嫌なことをさっさとやめるのもひとつの手だが、それは単にリセットボタンを押しているにすぎない。

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不平を言うだけだったり、突発的にやめたりすることは簡単だが、「どうして嫌なのか?」「本当にやめるのか?」とまずは自分に問うことなしには、根本的には何も変えることができない。自分の内面が変わることがないからだ。

また、ワクワクする気持ちも必要だ。

会社が嫌だから転職するのではなく、もっとワクワクするようなやりたい仕事があるから転職すべきだし、もっとワクワクすることを自分でしたいから起業しなくては、新たな苦労を乗り越えることはできないだろう。

もし、会社や学校を辞めようと考えてしまうのであれば、まずは自分に問いかけたほうがいい。その悩みはもしかしたら悩むに値しないほど小さなことだと気付くかもしれないし、逆に心の中にしまっておいた自分が本当にやりたいことに気付かせてくれるかもしれない。 

質問には偉大な力がある。もし「自分の人生、このままでいいの?」と思うようなことがあるのなら、心が揺さぶられるほど自分と向き合う経験ができる「質問」を一度、自分に投げ掛けてみてはどうだろうか。

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