誰が撮っても「プロみたいな写真」に見えるコツ 構図や光をうまく使うだけで被写体が大変身

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目に見えないキラキラを写し出す

さらに、デジタル一眼カメラの醍醐味といえば「ボケ」。カメラのモードを「 A(Av)モード」にすると、Fと書かれた数字を設定することができます。これがボケ具合を変える場所で、数字が小さいほど背景がボケます。

このボケをうまく使うと、幻想的な写真を撮ることもできます。

(出所)『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)

背景を玉ボケにするコツは、手前にピントの合う被写体があることです。

『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

人物やペット、草花などを主役にすると、一眼レフならではの華やかな写真になります。玉ボケは光が反射している所が撮りやいので、草木や水辺、金属に太陽があたっている部分が狙い目です。また室内でも、電球の光などを玉ボケにすることができます。

カメラのちょっとしたテクニックさえ知っていれば、いい写真を撮るために絶景やインスタ映えスポットに行く必要もありません。

自分のたった半径50メートル内でも、カメラのファインダーをのぞいてみると、そこには目では見えなかった素敵な世界が広がっているかもしれません。

こいし ゆうか イラストレーター、キャンプコーディネイター

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Yuka Koishi

イラストレーターのみならず、キャンプコーディネイターとして雑誌やラジオ、テレビなどで企画・コーディネイト・プロデュースを行う。これまでキャンプで日本全国、さらに世界各地で、すばらしい景色を見てきたのにいい写真が全く残っていない後悔から、ついに一眼レフカメラデビュー。著書に『キャンプ、できちゃいました。』(アスペクト)など。

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