なぜ痩せない?「お腹太りの人」が陥る5大盲点 「食事抜き、腹筋、飲み会…」あなたは大丈夫?
「内臓脂肪を減らすには、とにかく運動」と、「ハードな運動をしよう」とするのも、よく誤解されがちな盲点です。
腹筋だけでなく、「たくさん運動をしなくては」と、たくさん走ったりジム通いを頑張ったりしている人もいると思います。しかし、ハードな運動は体に大きな負担をかけるだけでなく、長続きしないことが多いのではないでしょうか。
内臓脂肪を減らすためには、まず適切な食事制限が最重要。そして運動は、10分程度の軽い有酸素運動程度でもOKです。「ラジオ体操」のような体操でもいいし、少し散歩をするのもおすすめです。
運動のタイミングは、専門家によって意見が分かれるところですが、私のおすすめは「食後30~60分」です。これは血糖値の上昇を抑えるためです。
食後に運動をすれば、血中のブドウ糖をエネルギーとして使うので、血糖値を下げることになり、脂肪が蓄積されにくくなるからです。
このほかに、普段の生活の中のちょっとした行動でも、積み重ねることで「お腹ポッコリ」の解消に役立ちます。例えば、お腹と背中がくっつくようなイメージで、下腹を凹ませる「ドローイン」です。
お腹を引っ込めたまま背筋を伸ばし、「いい姿勢」をキープしながら、呼吸は普段と変わりなく行います。これだけで「体幹(インナーマッスル)」を鍛え、「お腹ポッコリ」を解消してくれます。立っていても座っていても、歩きながらでもOKですので、ぜひ試してみてください。
「正しい方法」を知れば「内臓脂肪」は落とせる
「内臓脂肪」について間違った認識をしているため、努力をしても「ポッコリお腹」から抜け出せずにいる人は少なくありません。食事も運動も、「正しい方法」を知れば、必ず「内臓脂肪」を減らすことができます。
また、すぐに効果が出ないからといって、ダイエットをやめてしまう人もいると思いますが、まずは「1カ月」を目標にしてみましょう。
内臓脂肪が減ってくると、腹囲もみるみる減っていき、「見た目」も若返っていきます。
内臓脂肪を「正しく」知り、「正しい努力」をすれば、「健康」も「外見力」もいっきに手に入ります。50歳を過ぎた私でも内臓脂肪を減らせたので、みなさんもきっとできると確信しています。
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