これを使って、もう一言添えながら令和の説明をすると、さらに親切です。
(人々が美しく心を寄せ合う中で新しい文化が生まれ育つようにという願いを込めて、新しい時代は令和と名づけられました)
のような感じはいかがでしょうか。
昭和や平成を英語にすると?
せっかく令和を英語で考えてみたので、余談として今までの元号も英語で覚えておくと、話が広がると思います。これらもいくつか解釈があるかもしれませんが、今回はBBCで取り上げていたものを覚えてみるのはどうですか?
現在の明仁天皇の元号「平成」はachieving peace(平和の達成)という意味で、その前は「昭和(1926年~1989年)」、訳すとenlightened harmony(見識ある調和)となる。さらにその前は、great righteousness(偉大なる正義)という意味の「大正(1912年~1926年)」で、「明治(1868年~1912年)」は、英語にすると、enlightened rule(文明開化した統治)という意味だった。
元号だけをまとめてみると、
令和(2019年~) | auspicious harmony(縁起のよい調和) |
平成(1989年~2019年) | achieving peace(平和の達成) |
昭和(1926年~1989年) | enlightened harmony(見識ある調和) |
大正(1912年~1926年) | great righteousness(偉大なる正義) |
明治(1868年~1912年) | enlightened rule(文明開化した統治) |
ですが、平成がachieving peaceと訳されているのは、まさにぴったりでしたね。明仁天皇が平成最後の誕生日会見で「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と述べられていたのを思い出します。この天皇の言葉を報じたThe Japan Timesでは、
と書かれています。パナマ大統領夫妻を迎えた、海外の元首との最後の会見でも同様のコメントをされていましたが、これを報じたNHK Worldでは、
のように訳されていました。この文は「平成」という元号の説明とともに使用できるとすばらしいですね。簡単に略して、
のように言うのがいいでしょう。
これから、日本でも今まで以上に「多様性を認め合う」ことが必要になってくるでしょう。令和もその名の通りに、争いなくすべての人々が美しく調和して1つになれるような時代になりますように。Happy New Era!(よい時代を!)
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