英語メディアは新元号「令和」をどう表現するか 「平成」「昭和」も英語で振り返ってみると…

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今回は元号にまつわる英語表現をいくつか紹介します(写真:kazuma seki/PIXTA)

いよいよ5月1日から新元号「令和」が施行されます。この元号は、万葉集巻五に収録された梅花の歌の序文にある「初春の令月にして気淑く風和ぎ」という部分が元になっているそうですね。

新元号が発表されたあと、これを報じた一部の海外メディアによる「令」という漢字の意味の解釈でちょっと物議を醸していたのは皆さんもご存じかと思います。

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外務省はすぐに「令和」について英語で説明する際には、beautiful harmony(美しい調和)という趣旨であることを伝えるように在外公館に指示を出したのだとか。筆者もそのニュースを聞いて、本来の「令和」の意味が理解できて安心しました。

今回は元号にまつわる英語表現をいくつか紹介します。外国の方と話すときの小ネタに使えるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。

元号を英語でなんと言う?

外国人と「令和」の話をすると言っても、まずは元号のことが説明できないと始まりません。端的に「元号」という単語を訳してしまうのであれば、

Imperial era name元号〔天皇在位期間の名前〕)

というのが一般的です。例えば、新元号発表を報じたThe Japan Timesの号外の見出しでも、

Next Imperial era name: Reiwa (次の元号は「令和」)

と書かれていました。海外のニュースサイトの記事ではgengoとそのままの日本語も紹介しながら、元号の説明をしているものが多くありましたが、BBC NEWSの記事がわかりやすかったです。

Each Japanese emperor's reign is given a name, or "gengo", that is then used alongside the Western calendar to mark the years.(日本の天皇の在位期間には「元号」と呼ばれる名前がつけられ、年を示すために西暦とともに使用される)
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