GW10連休の消費押し上げ効果を試算してみた

約半数の人は、10連休が「うれしくない」のだ

連休になれば旅行や外食は確実に増えるのだが(写真:IYO / PIXTA)

4月27日から5月6日まで続くゴールデンウィーク(以下GW)10連休について、朝日新聞が行った世論調査では35%が「うれしい」と答えた一方、45%が「うれしくない」と答えたという。

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また、旅行サイトのエクスペディア・ジャパンの調査によると、GW10連休について「うれしくない」という答えが多かった職業として、「専門家(医師・弁護士・会計士など)」「主婦(夫)」「パート・アルバイト」が並んでいる。専門家からは「祭日も仕事なうえ、人手不足で忙しくなる」、主婦(夫)からは「子供や夫が家にいるから炊事、家事が大変に」といった「休みがなくうれしくない」立場からの声が挙がった。

実際には10連休にならない人が多い

サービス業の回答者からは「毎日忙しくなるから怖いだけ」「国民全員に連休が取得できるように配慮するべき」という不満も出た。日本ではサービス業がGDP(国内総生産)の約7割、労働人口でも7割以上を占める中、GW10連休が休みにならないという人は多い。それだけでなく、異例の長さの連休となることから、本来は勤務体系が「暦どおり」の金融機関でも海外マーケットの変動などに対応するため、数日間の営業日が設定される見込みである。

前述のエクスペディア・ジャパンの調査においても、今年のGWは「10連休になりそう」が35%、「休めなさそう」が32%、「休めるかわからない」が33%となっており、そもそも今年のGWが10連休となる人は限られてきそうである。

また、民間市場調査会社マイボイスコムのアンケート調査「ゴールデンウィークの過ごし方」によると、過去5回分のGW中の休暇日数が暦上の休日数より少なかった人は54.7%と半数を超えた。

10連休が「うれしくない」という回答が45%に達した基本的な理由は日本の産業構造にあり、制度上の連休が設定されても国民の余暇がそのとおりに増えるわけではないようだ。

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