依存症だった私が30日間「スマホ断ち」した結果

なんと1日101回も手を伸ばしていた

暇つぶしや不安の解消のために、無意識にスマホを手に取る時間が増えていると感じているのであれば、スマホとの付き合い方を見直してみるのもいいかもしれません(写真:rawintanpin/iStock)

私の名前はケビン。スマートフォンの問題を抱えている。

もしあなたが私と同じ状況なら(統計によれば少なくともスマホに関してはおそらくそうだ)、あなたも問題を抱えている。

私たちの問題について「依存症」という言葉は使いたくない。スマホ時代の私たちの脳に何が起きているのかを表すのに、不毛で客観的すぎると思うからだ。アルコールやオピオイドと違い、スマホは種レベルの環境的ショックを与えるほどの常習性物質ではない。

本を読むのも映画を見ることもできなくなった

私は成人してからずっと携帯電話のヘビーユーザーだった。だが昨年、私は問題といえる領域に達した。症状はどれも典型的なもので、本を読むことや映画を全編通して見ること、絶え間なく続く長い会話ができなくなっていた。

ソーシャルメディアが原因で私は腹を立て、不安になり、グループテキストやポッドキャストなど以前は安らぎを得られたネット上のスペースでさえも助けにはならなかった。スマホの使用を抑えようと、ツイッターの投稿を毎週末に削除したり、画面をグレイスケールにしたり、アプリブロッカーをインストールしたりとさまざまな方法を試したが、いつも元の状況に戻ってしまった。

覚悟を決めた私は昨年12月、科学ジャーナリストでスマホに関する悪い習慣を30日で断つ方法を紹介している『How to Break Up With Your Phone(スマホと別れる方法)』の著者キャサリン・プライスに助けを求めた。

キャサリンは1月の1カ月間、私のコーチとなり、彼女のテクニックを1つずつ実践する指導をすることに同意してくれた。私たちが目指したのは、スマホと健全な関係を築き、私の脳が壊れないようにすることだ。

告白すると、「スマホリハビリ」を始めるのはクリスタル療法やエクササイズに熱中するような、陳腐なもののような気がしている。最近では「デジタルウェルネス」という業界が誕生し、自己啓発系の指導者たちがスクリーン依存症を治す奇跡の方法を伝授している。新しいデバイスも登場しており、機能が限定されていて時間を浪費するアプリが使えない「ライトフォン」や、何週間も画面を消してしまう機器などもある。

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