「人の役に立つ事」は人生最高の喜びの一つだ 「ポジティブな考え」は必ず人の心に響く

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統合失調症を患っていますが、人の相談にのる仕事をするにはどうすればいいでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

※ミセス・パンプキンへの人生相談および、家族関係や親子問題のお悩み相談は専用メール専用サイトで受け付けています。質問は400字以内でお願いします。回答は著者の新著『あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉―ビジネスの成功にも共通する 人間関係、深すぎる40の教訓』の相談と内容が被らないものを優先し、本連載で掲載します。

毎回更新を楽しみにしています。
私は44歳で既婚者ですが、子どもはいません。統合失調症をまだ患っているので、将来仕事はできても、人間関係は難しい状況です。発達障害もギリギリの線で持っているみたいで、常識というのがわかりません(常識は人の数だけあるとも思っていますが)。
統合失調症の後遺症で、物理的な問題も結構苦手です。読書で見聞を広めますが、「机上の空論」と言われることもあります。そんな私でも、知っている経験で以前ネット上で若い人の悩みに答え、感謝されたときはうれしかったです。私もミセス・パンプキンのようになって、人の相談にのる仕事をしたいと願っています。
私は今後、どのように生きていくべきでしょうか。目の前のことを謙虚にこなしていくしかないでしょうか? 何か指針を与えてください。
なずな(仮名)

なずな様、当欄を楽しみにしてくださり、ありがとうございます。私のようになっても、私自身が欠点だらけですのでろくなことになりませんが、それは本コラムの最後に書かせていただきます。

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あなたが大きな病を「まだ患う」途中でも、もう就労も視野に入れておられるポジティブな思考に、尊敬の念を覚えました。

ネットでの悩み相談であなたが喜ばれたのは、大きな病と闘っておられるなずな様ならではの経験とポジティブな考え方が、相談者の心に届いたものと思われます。誰もができることではありません。

ぜひ、「目の前のことを謙虚にこなして」いきながら、あなたの思いをどんどん発信し、人に喜ばれる経験を重ねていかれるよう、お勧めします。

人の役に立てるのは、人生最高の喜びの1つ

人生に喜びはいろいろありますが、自分の行為で人に喜ばれたときの幸福感は最高の1つです。集団生活で何百万年も過ごしてきた遺伝子の影響か、周囲に役立つことを幸福と感じるような本能を有しており、これは大抵の人に当てはまります。

なずな様もネットで、若い人の悩みに答えて感謝されたときの喜びを大切にしておられるのですね。ぜひその経験を積み重ねていかれるよう、お勧めします。

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