「人の役に立つ事」は人生最高の喜びの一つだ

「ポジティブな考え」は必ず人の心に響く

それから、あなたはできないことも多いと数えておられますが、その病でない人でも多くの人ができないことはたくさんあって、完璧な人などいません。

パンプキンのようになりたいとおっしゃってくださったので、告白することにしました。

できることを数え、あまり無理をしないことが大切

実は私の数ある欠点の中でも最たるものは、我慢できない人を相手にひたすら我慢するのではなく、その人への批判を率直に言うことです。しかもこれは人生の後半に方向転換を決めた、確信的居直り行為です。

それは、イジメられても絶対にその人の悪口さえ言わなかった、またはイジメた人を下手にかばって「恨みは墓場まで持って行く」ことを矜持としている人たちが参考になっています。

例えばこのような人たちは、その点だけでも相手に感謝されているかというと、そうではありません。むしろそれを利用されイジメられっ放し、無礼を受けっ放しで、少しも浮かばれることがないことで共通しています。

人格が高い人の場合は別ですが、このような「被害者」に、ストレスで病になったとうわさされる人が本当に多いのです。

それで私は、とても失礼で、再三の忠告にもかかわらず、数年耐えても改まらなかった人とは、(ごく数名ですが)きっぱりと縁を切り、遠慮なく悪口を言って、ストレスを発散しています。

一方的な欠席裁判で、言った後は「唇寒し」の感なきにしも非ずですが、その人の存在がどうでもよくなるという意味で、1人でお腹にためておくよりずっと健康によいと居直っています。要は、身の丈より善い人に見られなくてもいいと割り切ったのです。

『あらゆる悩み・不満・ストレスが消える! 最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉―ビジネスの成功にも共通する 人間関係、深すぎる40の教訓』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ならばいつものパンプキンのコメントは、きれいごとを言っているのかと問われれば、決してそうではありません。

「感情のすれ違いや不満や抗議は、通じない相手でも、一度は必ず伝えましょう」「誠意の通じない人や尽くしがいのない人との縁は損切りしよう」と言い続けてきました。一応、言行は一致していますね。

というわけで、私はあなたの目標になれる人ではないことを、勇気をもって告白しました。

最後に、私が大切にしている生き方の3指針を強調します。

「人の一面だけを見て過大評価すると、コンプレックスのもとになる」「人の批判に過剰反応したり、またはできないことを数えてストレスをためてはいけない」「できることを誠実にこなしながら、人に喜ばれた体験を生かそう」――この3つが、心静かに生きるための3大要件だと申し上げたいと思います。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT