セブン&アイHDが仕掛ける「オムニチャネル」 変化に敏感であれ!鈴木敏文会長兼CEOインタビュー

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消費増税で消費環境は厳しく

2014年4月に実施される消費増税はビジネスを厳しくすると予想する。鈴木会長は「日本はモノ余りなので、消費環境は相当厳しくなる。モノが不足している時代なら、消費税が10%上がってもどうということはない。モノが充足しており、慌てて買う必要がないと言う心理的な要因が非常に大きい」と指摘した。

消費増税によって急流になる川を、逆に遡るようなもの―――。こうした状況を踏まえ、2015年2月期の連結営業2ケタ増益は「厳しいのではないか」と述べた。

一方、2014年2月期の連結営業利益は前年比15%増の3400億円を計画している。「流通業界で初めて、営業利益で3000億円を超えてくる」とし、順調に進んでいることを明らかにした。

その上で「日本は消費増税で独特の経済状況が出てくる。どのような形で出てくるかは予見できないが、ただ、安くすれば景気が動くかと言うと、そうではない。新しいモノ、珍しいモノを提供することで経済が活性化する」との見方を示し、変化に対応することで、成長を続けると強調した。

(インタビューは18日に行いました)

(清水律子 浦中大我 編集:宮崎大)

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