登校でじんましんが出る息子が見つけた居場所

その子にあう場所はきっとある

学校になじめずに不登校になってしまった子どもに対して、その子に合った居場所さえ見つけてあげれば必ず道は開けます(写真:不登校新聞)
今号は不登校の子を持つ親であり、昨年4月にフリースクール『IFラボ』を都内で開設した赤沼美里さんにお話をうかがいました。

不登校の息子が求めていたのは学び

長男のチー坊の不登校をきっかけに、2018年4月から東京都港区赤坂で発達に個性のある子たちのためのフリースクール『IFラボ』を開いています。

当記事は不登校新聞の提供記事です

チー坊の不登校が始まったのは小学校に入学してまもなくのことで、チー坊は幼稚園でも不適合を起こしたことがあります。そこは軍隊のような幼稚園だったので、1年もしないうちに保育園に転園。そのころ、発達に凸凹があることがわかりました。

チー坊は小さいころから知的好奇心が旺盛で、大好きな魚に始まり、恐竜、宇宙、人体、元素、三国志など、知りたいことがあると自分でどんどん学びを広げていく子です。

一方で、体幹が弱く疲れやすいのか、姿勢を維持しにくかったり、力の加減がうまくいかず、触ってはいけない物に触ってしまうことなどがあり、就学に備えて、1カ月に1回くらいの頻度で療育に通いました。

それでも小学校に入学すると1カ月もしないうちに行きしぶりが始まりました。チー坊は気持ちの切り替えが苦手で、校舎に入りたくなくて暴れたり、座り込んだり、ひっくり返ったりしていたようです。

「朝だけお母さんが付き添ってください」。先生からそう言わて、1カ月半くらいは私も一緒に登校し、給食が始まるまで、毎日付き添いを続けていました。

しばらくすると今度は「お母さんがいると甘えてしまう」と言われ、付き添いをやめ、学校へ送り届けるだけに。

ところが、チー坊は校門までは手をつないでニコニコで行けるのに、校門をくぐるとその瞬間にしゃがみ込んでしまいます。

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