セレブがハマる「5:2ダイエット」とは? ジェニファー・ロペス、ビヨンセも実践中

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年末年始は体重が増えがち。健康的に体重を落とすためにはどうすればいいか?

感謝祭、クリスマスパーティでごちそうを食べ過ぎてズボンやスカートが急にきつくなってしまった。すぐにでも元の体型に戻したい――。こんな悩みを持つ欧米人の間で今、流行っているダイエット方法があるのをご存じだろうか。

その名は「5:2ダイエット」。イギリス発のこのダイエット方法は欧州から米国に広がり、ジェニファー・ロペス、ビヨンセなどのセレブも実践している。

5:2ダイエットは1週間のうち日だけプチ断食すればいい。男性であれば600カロリー、女性であれば500カロリーに制限する。たとえば、火曜と木曜の日を制限日にして、週末は家族と一緒に普通に食べるという具合。残りの日は通常の食べ方であれば、カロリー計算しなくてもよく、日だけカロリーを計算すれば済んでしまう手軽さが受けている。

ただし注意点がある。10代の伸び盛りの人や妊娠中や授乳中の女性、糖尿病患者等には、このダイエットは不向き。健康上の問題がある人は医者と相談する必要がある。

日は好きに食べてOK

50代の英国紳士、ピーターに話を聞いたピーターは、この5:2ダイエットを今年の4月から始めている。「月曜と木曜の日が僕のダイエット日で、お腹がすいた時はジムで運動する。今では8キロも減ったので、ズボンをすべて買い替えた。カロリーの低いニンジンやブロッコリーをよく食べるようになった。高かった血圧も下がって、朝の目覚めがすごくいい」と嬉しそうだ。

『5:2ダイエット――5日間はごちそう、2日間は絶食で体重を減らし、健康を実現』という本を著したケイト・ハリソンは、太ったり痩せたりというヨーヨー現象を繰り返していたが、叔母を乳がんで亡くしたことが転機になり、本格的にダイエットに挑んだ。

ちょうどその頃、イギリスの公共放送局BBCの番組「食べて、絶食して長生きする(Eat Fast and Live Longer)」を見て、5:2ダイエットに取り組む。彼女は「たった5カ月の実践でドレスのサイズがつ下がり、体重を10%以上落とせた」と出版社のインタビューで語っている。若い頃からいろいろなダイエット方法を試したものの、長続きしなかったが 40代半ばで、ようやく効果のあるダイエットに落ち着いたのだ。そこで5:2ダイエットの実践過程で試行錯誤を続け、その体験を本にまとめたわけである。

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