時間を忘れてしまう、記憶が上書きされてしまう
――小島さんは昨年7月、『日経DUAL』のエッセイで軽度ADHDを抱えていることについてカミングアウトされました。カミングアウトされてから、周りの反応は変わりましたか?
小島 慶子(以下、小島):身の回りの親しい人には以前からADHDと診断されたことは話していたので特に変わったことはありませんでした。でも今、週1回、新聞社の会議に出ているのですが、そこのスタッフの方から「何かお手伝いしたほうがいい工夫があったら言ってくださいね」とは言われました。
また、私のスケジュールの管理をしている方には「私からの返事がないときはどんどんリマインドしてくださいね」とお願いしています。1日にたくさんのメールが届くと混乱してしまうので……。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら