本日発売、「パズドラZ」に描くガンホーの野望 売り上げ僅少でもコンシューマー機に進出するワケ

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コミック誌やコンビニで布石着々

「パズドラZ」のイラストが描かれたピザの箱を手にする、山本プロデューサー

狙うは、ポケモンの再現。そのための布石も打っている。

小学生向けのコミック誌『月刊コロコロコミック』では、12月からパズドラZの漫画連載がスタートした。同誌の「発売がまてないゲーム」のランキングでは、ポケモン最新作を抑えてパズドラZが首位に立った。

また、パズドラZの発売に合わせて、セブン-イレブンやTSUTAYA、ピザーラとの連携イベントを実施し、店頭でのプロモーションも行った。

「アニメーション部分は作り直しを繰り返して、本当にクオリティが高い」(ガンホーの山本大介「パズドラZ」プロデューサー)ため、当然ながらアニメ化への期待も高まる。「今のところ、その予定はない」(同)とするものの、大型IPとなりうる下地は着実に整いつつある。

ガンホーの業績は足元も高水準が続いているものの、直近の2013年7~9月期は同年4~6月期と比べると減収減益となった。そのため、株式市場では「ピークを過ぎたのではないか」ともささやかれている。

はたして、パズドラは任天堂におけるポケモンのように、市場の不安を払拭し、今後もガンホーの屋台骨を長きにわたって支えていける大型IPとなりうるのか。パズドラZはその展望を占う、格好の試金石といえそうだ。

風間 直樹 『週刊東洋経済』編集長

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かざま・なおき / Naoki Kazama

1977年長野県生まれ。早稲田大学政経学部卒、法学研究科修了後、2001年東洋経済新報社に入社。電機、金融担当を経て、雇用労働、社会保障問題等を取材。14年8月から17年1月まで朝日新聞記者(特別報道部、経済部)。復帰後は『週刊東洋経済』副編集長を経て、19年1月から調査報道部、同年10月より現職。著書に『雇用融解』(07年)、『融解連鎖』(10年)、電子書籍に『ユニクロ 疲弊する職場』(13年)など。

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