28歳貯金ゼロが月5万貯まる子になった理由

2019年は「お金貯められない病」から脱出する

「貯金ゼロ女子」から「月5万円貯まる女子」へ。たった1つのことを 実践するだけで必ずお金が貯まる(写真:Pangaea / PIXTA)

お金は貯めたい。でも、節約は苦手で遊ぶのは好き。そこそこトレンドにもついていきたいから身の回りのモノにもお金はかかる……。こういう方は多いのではないでしょうか。

20代後半で恵まれているのに「貯金ゼロ」に焦る日々

中尾彩未さん(28歳)は、社会人6年目の会社員です。現在の手取り年収は約240万円。東京都内にある実家に家族とともに暮らしていますが、貯蓄はゼロです。同居している2歳下の妹は、彩未さんよりお給料が少ないにもかかわらず、しっかり貯蓄をしています。正確な金額はわかりませんが、200万円くらいは貯めているようです。

この連載の一覧はコチラ

母親にも「実家にいるのだから、しっかり貯蓄してよね」と言われてはいますが、手取り240万円は、ならせば毎月20万円。少しは貯金できそうなものですが、毎月お給料日前にはお金がなくなり、「ああ、また今月も貯金ができなかった」となるそうです。「来月こそは」と思いながら、あっという間に6年。貯蓄ゼロではさすがにまずいと思いますし、社会人としてあまりにもふがいないと自己嫌悪に陥っているのだそうです。今回は、そんな「20代オシャレ女子」からのご相談です。

もちろん、気持ちはわかりますが、くよくよしていても仕方ありません。まだ20代の彩未さんには時間がたっぷりあります。ぜひ「お金が貯まる人」になるための必勝方程式とも言うべき「人生設計の基本公式」に従って、「必要貯蓄率」を計算することから始めてみましょう。

人生設計の基本公式とは、ひと言でいえば老後(通常65歳)に「現役時代の何割の生活水準で暮らすか」(通常は7割)を決め、それまでに「手取り年収の何割を貯めるべきか」(=必要貯蓄率)を計算するものです。

まだ若いのに老後?と思われるかもしれません。しかし、今後、人生にはさまざまな支出があります。まずは結婚資金が近く必要になるかもしれません。結婚すれば、2人の貯蓄を合わせて、たとえば、住宅購入や子どもの教育費に充てていきます。そして、最終的には、誰もが老後を迎えます。「まだまだ先のこと」ではなく、今からの積み上げていく貯蓄で、人生の必要資金を賄っていくのです。今の収入は、今の自分の生活と将来の自分の生活を支えるお金です。そこを忘れないように、しっかりと貯蓄していきましょう。誰でも3分で計算できますのでぜひ、皆さんもまずは、「自分の必要貯蓄額」を出してみましょう。

次ページ20代後半の彩未さんはどれくらい貯めるべき?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • ブックス・レビュー
  • 最新の週刊東洋経済
  • トクを積む習慣
トレンドライブラリーAD
人気の動画
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本企業は米中の板挟み<br>全解明 経済安保

先端技術をめぐる米中の争いは日本に大きな影響をもたらします。海外からの投資は経済を活性化させる一方、自国の重要技術やデータが流出し安保上のリスクになる可能性も。分断の時代に日本企業が取るべき進路を探ります。

東洋経済education×ICT