日本人はなぜ「レッドオーシャン」で戦うのか 「ゆるキャラ」「B級グルメ」…どこも皆同じだ

✎ 1〜 ✎ 237 ✎ 238 ✎ 239 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

えー、この週末は第19回チャンピオンズカップ(G1)(12月2日、中京競馬場11R、ダート1800メートル=左回り)が行われます。いよいよ2018年のG1レースも12月に入って佳境でありまして、2018年秋の最強ダート馬を決める非常に楽しみなレースです。

チャンピオンズカップの本命は3歳馬ルヴァンスレーヴ

注目はなんといっても南部杯で強力なダート巧者の古馬(ノンコノユメ、ゴールドドリームなど)をなぎ倒し、中央・地方の交流G1で3連勝中のルヴァンスレーヴ(フランス語で「風立ちぬ」の意味)。鞍上もM・デムーロ騎手となれば、よもや外すまい、と考えます。

難点があるとするとやはりこのレース3歳馬はあまり戦績が良くなく、もし勝つと2006年アロンダイトまで遡る、という3歳馬にとってはちと「鬼門レース」っぽい、と言う点。

さらに言うと社台グループの種牡馬の中でも、ちょっと産駒に恵まれていないシンボリクリスエスの子、と言う点でしょうかね。

ただ、吉田オーナーはインタビューでは決して悪い血統ではなく、恵まれなかっただけ、ともおっしゃっており、走りっぷりからしても期待していいのでは? 調教師が名伯楽の荻原清調教師というのも強気の材料で、あとはミルコに任せるレースと見ました。

対抗はやはりノンコノユメ。そしてJ・モレイラ騎手が乗るサンライズソアを推します。

ただでさえ、外国人ジョッキー旋風が吹き荒れているわけですが、ダートとなると、ますます彼らの腕が冴えわたるということで、外国人ジョッキーの乗る馬は海外馬パヴェル(M・グティエレス騎手)、オメガパヒューム(C・デムーロ騎手)まで含めて、押さえておきたいと思います。

ぐっちーさん 投資銀行家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事