結婚は損か得か、40~60代男女の動かぬ本音 女性は経済的、男性は精神的安定を求める
そして、既婚者に最も大きな影響を及ぼすのは、男女ともに「家族との人間関係」で、既婚の男性5割強・女性約6割となっています。一方、未婚者や離別者・死別者では既婚者に比べるとその割合は低く、未婚の男性14.9%・女性24.3%、離別・死別の男性20.7%・女性38.2%となっています。
自分にとっての幸せは何か
なお、未婚者や離別者・死別者は男女ともに「収入」「親しい友人・知人との人間関係」の割合が、さらに女性は「仕事」についても既婚者より高くなっているのが目立ちます。
結婚に対する個人の価値観はさまざまであり、今後もさらに変化していくことでしょう。100歳近くまで生きることを前提にした人生設計が求められている中で、多くの人が考える結婚のメリットは経済的安定や精神的安定ですが、性別や、配偶者・子どもの有無などそれぞれの立場により重要視するポイントはやや異なっているようです。
人生の幸福度という視点では、結婚も大きな役割を果たしているようですが、長い人生を過ごすうえで、健康・家族・収入など自分の幸福にとって何が大切かをいま一度見つめ直すのはいかがでしょうか。
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