「釣りバカ」原作者が語る喜劇へのこだわり 笑えるシーンを必ず盛り込むやまさき十三イズム

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――2009年に映画『釣りバカ日誌』シリーズが終了となりましたが、この『あさひるばん』は『釣りバカ』の系譜にある作品だと思ったのですが。

そうですね。『釣りバカ日誌』という映画を利用しない手はないなと思いました(笑)。僕にとっては映画版の『釣りバカ日誌』を、漫画とは別の映画として見ていました。映画に関しては、基本的に餅屋は餅屋ということで、スタッフの皆さんにお任せしていました。もちろん脚本は送っていただきましたし、その中で、ここだけはちょっと違うなあというようなことがあれば、ご相談はしましたが。

ちりばめられる『釣りバカ』要素

――本作にはその西田敏行さんが、國村隼さんと釣り対決をするシーンが登場します。『釣りバカ日誌』のファンにとっては、うれしいサプライズだと思いますが。

そうですね。映画『釣りバカ日誌』とは違って、今回は抑えた役でお願いしました。本当にお忙しい中で、よくご出演いただいたなと思います。西田さんがいらっしゃると、現場がピーンと張り詰めるのです。それはすごいなと思いました。

――もちろん、『釣りバカ日誌』の原作者と出演者という間柄でしたが、そもそも西田さんとの接点はあったのでしょうか?

親しくお付き合いしたり、口を利いたりするような関係ではありません。必ず『釣りバカ』のロケに行って、西田さんと三國さんにはごあいさつをしていましたが、やはり西田さんと三國さんには近寄りがたかったですね。

――ロケには作品のたびに行かれていたのですか?

だいたい行っていました。行かなかったほうが少ないと思います。

――『釣りバカ日誌』のロケは、全国あちこちで行われていましたが、そのときは、釣りをされて帰るのですか?

いえいえ。そのときはそれこそ、あいさつだけして帰るという感じですから。釣りはまた、そのための取材としてあらためて行きます。

 Ⓒ2013やまさき十三/「あさひるばん」製作委員会
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