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不登校が「過去最多」を更新する日本の実情 学校自体が居づらい空間に?

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いじめも過去最多を更新し、41万4378件(前年度比9万1235件増)にのぼった。増加について文科省は、冷やかしなど「軽微な事案」もいじめとして報告する方針になったことなどを要因に挙げた。

公立小学校で働く教員も「この数年で子どもが悪くなったとは感じない」と話す一方で、各学校の調査方法によって「いじめが増減する可能性があるのでは」と指摘する。

自殺者数にズレ。疑問も残る調査

本調査は昨年度の調査より調査名称が変更された。文科省が2016年9月に「不登校は問題行動ではない」と通知したことを踏まえ、不登校は「問題行動」ではなく、「生徒指導上の諸課題」と位置づけられることになったためだ。

こうした是正があった一方で、以前から問題点として挙げられていた「不登校の要因・背景」(本紙447号参照)や「自殺者数」などの問題は疑問が残るままの結果となった。

子どもの自殺者数は、本調査と警察庁の調査では大きく食いちがっている。2017年度の警察庁調査では小・中・高校生の自殺者数は341人。本調査では250人。91人の差が出ていた。文科省は「遺族の意向を受けて報告しないケースがある」と話している。

なお、不登校やいじめなどを取りまとめた本調査の確定値は来年2月ごろに発表される予定。速報値も含めて発表された資料は文科省HPなどで閲覧が可能となっている。

(東京編集局・石井志昂)

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