「eスポーツ」がゴルフ離れの救世主になるか 「みんなのGOLF」を通じた若年層開拓にも勝機

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SIE主催の「みんなのGOLF」参加者の方で「みんなのGOLF」をやってみて、実際のゴルフに興味を持った人もいるとのこと。ゴルフ界の最大の課題である新規ゴルファーの獲得、特に若い世代の獲得にはゴルフゲームは強い味方なのだ。

「みんなのGOLF」を実際に体験したが、いちばん簡単な操作は1つのボタンを操作するだけ。簡単にゲームができる。ソフトには、他のボタンを操作して、スピンコントロール他、インテンショナルでボールを曲げるなどもできる高度なテクニックもあるようだが、入り口として誰でも簡単に操作でき、楽しめると感じた。eスポーツの大会ではテクニックを駆使して、スーパーショットが出たりと観客も盛り上がるとのこと。

VRは本物のゴルフのようだった

また、2019年に発売予定の「みんなのGOLF VR(バーチャル・リアリティ)」も体験した。ゴーグルをかぶってゲームがスタートするとそこはゴルフ場のティーグラウンド。

「みんなのGOLF VR」も実際にやってみた(写真:筆者提供)

頭を動かす実際のティーグラウンドと同じように左右のコース景色を確認できる。

スティックを振ってボールを打つのだが、目の前にはゴルフクラブが現れ、実際にコースで打っている感覚になる。

ゴルフ場で初心者が大汗することなく、ゴルフの楽しさを体験できそうだ。

ゴルフ場への移動時間もなく、天候の心配もなく、リアルに近いゴルフを体験できる。

たとえば、あのオーガスタで開催されるマスターズをeスポーツで競技し、実際の大会と同時開催してゴルフ競技をし、さらに盛り上げることも夢物語でないだろう。

ゴルフのeスポーツとして新しい可能性を強く感じた。

ゴルフ未経験者がゴルフゲームで、その楽しさ・面白さを体験し、実際にゴルフをやってみる。逆に、ゴルファーがゴルフのeスポーツで活躍する。

新しいゴルフの展開に期待したい。

嶋崎 平人 ゴルフライター

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しまさき ひらと / Hirato Shimasaki

1976年ブリヂストン入社。1993年からブリヂストンスポーツでクラブ・ボールの企画開発、広報・宣伝・プロ・トーナメント運営等を担当、退職後、ライターのほか多方面からゴルフ活性化活動を継続。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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