最新版「暗闇フィットネス」の凄すぎる仕掛け 短時間の運動で効果を出せるワケとは?

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その非日常感を演出するのが、ブルックリンを意識した店舗・スタジオの内装。そして、トレーニング中には薄暗いスタジオ内にライトの演出が施され、トレーナーによるDJのような声かけ・カウントダウンが参加者を応援してくれる。また、トレーニング終了後には「よくがんばりました」のハイタッチが行われる。

そのほか今回のプレイグラウンドで新しいのが、その場でつくるオリジナルのプロテインドリンクを提供するフューエルバーを設置していることだ。筋トレ後の30分は、たんぱく質を吸収しやすくなっているゴールデンタイムと言われ、この時間にプロテインをとることで、筋肉がつきやすくなるそうだ。

ドリンクは1食あたりにとるとよいとされる20グラム以上のたんぱく質をとることができるほか、ビタミンやミネラル、乳酸菌が配合されており、砂糖・添加物は不使用。1カップ420ミリリットル600円で、チョコレート、バナナ、ストロベリーの3種類のテイストから選べる。プロテインは動物性のホエー系、植物性のソイ系どちらも用意されている。

ダイエット目的から健康を意識した体づくりへ

料金は入会金1万円のほか、月料金が1万2800円〜1万6800円。また3000円(ウェブ決済の場合)と有料だが、体験もできる。現代社会では多くの人が運動に必要性を感じていると思われるが、プレイグラウンドの1レッスンは、自分の体力、筋肉を試す意味で役立つかもしれない。

超高齢社会の今、スタイルアップのためだけのダイエットから、生き生きした生活を送るための体づくりへと意識が転換してきていると感じられる。つまり、健康寿命を引き延ばすカギとなるのが、自分で歩けること。そのための骨や筋肉を、しっかり蓄えておくことが重要とされているのだ。

マンツーマンのパーソナルトレーナーを利用する人も、徐々に増えてきている。フィットネスジムに比べると高額だが、個々の体質に合わせ、効果的な指導をしてくれるのがメリットだ。このように、月に数万は体づくりに投資するのが当たり前の時代になりつつある。一方で、お金をかける以上は、それだけの成果が得られているかをつねに自身で納得しておく必要がある。フィットネスの市場が今後も広がり、選択が増えていくなかで、知識を身に付け、自分に合った選択を行うことが大切だ。

圓岡 志麻 フリーライター

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まるおか しま / Shima Maruoka

1996年東京都立大学人文学部史学科を卒業。トラック・物流業界誌出版社での記者5年を経てフリーに。得意分野は健康・美容、人物、企業取材など。最近では食関連の仕事が増える一方、世の多くの女性と共通の課題に立ち向かっては挫折する日々。contact:linkedin Shima Maruoka

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