行ってビックリ!格安ホテルの「意外な地雷」

どう見ても元ラブホテルだという衝撃も…

地方都市だったのだが、手ごろな宿が見つからず、名前を聞いたことがないホテルを予約サイトでとったことがある。しかし、ちょっと気になる記載があった。「チェックインは17時から」というのだ。通常なら14時または15時にはチェックイン可能なのに、ずいぶん遅いなとは思ったが、仕方がない。まあ、チェックイン前でも荷物くらいは預けられるだろうと気軽に考えていたのだが。

いざ当日、ホテルに向かってみると、どんどん怪しげなエリアに向かう。

この時点で嫌な予感がしたのだが、到着したのは雑居ビルに挟まれた小さな入り口。そして、人が2、3人も入ればいっぱいの狭いロビー。どうも、ホテルはホテルでも、元は違う業態、はっきりいうと、元ラブホテルだったらしい(実際、部屋に入ると、巨大なダブルベッドが鎮座していた)。

さらに、16時ごろに着いたのだが、フロントには誰もいない、というかカーテンが下りて閉まっている。確かに17時以降とは書いてあったが、普通のホテルを期待して行った筆者はギョッとしてしまった。

他の地方都市でも、繁忙期にビジネスホテルに泊まるつもりで予約して、行ったら元ラブホテルという経験をしたことが何度かある。地元の人ならそのホテルの立地から想像できるのだろうが、出張で来ただけで土地勘のない人間ではそのカンは働きようがない。

チェックイン時間が妙に遅い、23時には正面入り口は施錠しますなど、普通のホテルらしからぬ記述がある場合は、「普段使っているビジネスホテルとは何か違う可能性がある」と注意した方がいいかもしれない。

「ルームサービスのような朝食」というサプライズも

しかし、悪いことばかりとも限らない。さっきのダブルベッドが鎮座していたホテルでは、踏切の側だったにも関わらず、なるほど防音が完璧で快適に眠れた。部屋も広いうえに、バストイレはむろん別々。風呂がジェットバス付きだったこともある。枕元にしか照明のスイッチがないのは閉口したが。

あるホテルで遭遇した、ルームサービス風の朝食。コーヒーは粉でなくドリップパック付きとこだわりも。(写真:筆者提供)

これら業態替えホテルには、他でも遭遇した。びっくり体験も数多い。行ってみたら元ラブホテルだった別のケースでは、朝食付きプランのはずだがレストラン設備はなく、この先どうなるのかと思ったら、パンにオムレツ、コーヒーがルームサービス並みに部屋に運ばれてきたことも。

あるときは車で移動するのでインター近くをと安いホテルを予約したら、なんと周囲が現役のラブホテルだらけで弱り切った。当然、近くにコンビニもなく、そのための宿泊客サービスなのか、無人のフロントにおにぎりやらカップ麺やら菓子パンやらが無造作に置いてあり、「ご自由にどうぞ」と書いてあったことも思い出す。

安ければやはり当たり外れはある。いずにせよ「こんなはずでは」とならないよう、観察力はつけたほうが無難だ。

次ページおしゃれすぎるインテリアの盲点
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 最新の週刊東洋経済
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
関西電力がはまり込んだ<br>「原発マネー」の底なし沼

社会を揺るがした関電首脳らの金品受領問題。本誌は関係者による内部告発文や関電の内部調査報告書などで、「持ちつ持たれつ」の関係に迫った。実態解明は第三者調査委員会に委ねられるが、原発推進への自傷行為となったのは間違いない。