「お金のライザップ」は何を鍛える場所なのか

サイバーエージェント出身者が起業

自分と一緒にお金に向き合う一人ひとりにつく担当コンサルタントとの二人三脚で、金融の基礎を学びながら自信を付けていく(写真:kikuo / PIXTA)

投資顧問業でも、パーソナルバンキングでもない、”パーソナルトレーニング”と銘打った金融サービスが出現した。今年3月、サイバーエージェント出身の児玉隆洋氏が立ち上げた「bookee(ブーキー)」だ。

金融商品を「一切、扱わない」金融アドバイス

金融アドバイスと称し、特定の金融商品を販売するビジネスも多いがbookeeの特徴は金融商品を一切、扱わない点にある。どんな金融商品を選択するかをアドバイスするのではなく、自らの判断で金融商品を選ぶための基礎知識や考え方、注目すべきポイントを教えるのだという。

bookeeの児玉隆洋社長は大学卒業後、2007年サイバーエージェントに入社。Amebaブログ事業部長、テクノロジーイノベーション室長、インターネットテレビ局であるAbemaTVの広告開発局長などを歴任。 2018年2月、株式会社bookee(ブーキー) を設立した(写真:bookee)

こうした「お金の学校」のようなものはこれまでも存在したが、実際の家計バランスや資産運用状況を見ながら、お金をより効率的に運用するためのカリキュラムを、One to Oneで顧客を担当する専任コンサルタントがカスタムメードで作成する点が新しい点だ。

社長の児玉氏は「新卒で11年間、サイバーエージェントで仕事をして充実はしていたが、いざ”結婚”というとき、自分がお金に関する知識をまったく持っていないことに愕然とした。基礎的なことすら知らなかったため、数十冊の本を読みあさって、やっと理解できる状況だった」と、創業に至ったきっかけについて話す。

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