ブルー・オーシャン戦略をアップデートせよ

誰かを打ち負かすのではなく新市場を作ろう

ブルー・オーシャン戦略の本質とは?(写真:つちのこ / PIXTA)
東洋経済オンラインの人気有料メールマガジンの1つである「ムーギー・キムのグローバルメールマガジン」。話題の書『ブルー・オーシャン・シフト』(ダイヤモンド社)について触れた、12日に配信したメルマガの一部を紹介する(メルマガの内容に一部加筆しています)。

今週、筆者は『ブルー・オーシャン・シフト』のチャン・キム教授と1週間共に過ごしました。この1週間で得た最大の教訓は、教授の“相手の承認欲求を満たすこと”への徹底したこだわりでした。

チャン・キム教授は何が凄いのか

チャン・キム教授は小柄ですがオーラがあり、特に話をしている時はすさまじいテンションです。INSEAD(インシアード、フランスのビジネススクール)では、BCGチェアプロフェッサーという終身教授でかつボストン・コンサルティング・グループ(BCG)がスポンサーをする一番ランクの高い教授です。かつ、世界的な経営学の第一人者トップ50リスト (”the Thinkers 50 listing of the World’s Top Management Gurus”)のうち、トップ3に認定されている経営学の大家です。

これだけでも驚くべきことですが、さらに凄いと感じたのは、その気配りの素晴らしさです。

教授は、会う人全員の名前を覚えてしまいます。とにかく相手への敬意と気配りを絶対に忘れません。すると、この世界的経営学のグルから認められた気分になって、不思議なやる気が湧いてくるのです。さらに、教授は“われわれはチームの一員だ”みたいな気分を創り出すのがうまいので、なにやらみんな、教授の子弟になった気分になり、教授のために頑張ろうという気になるのです。

さて、『ブルー・オーシャン・シフト』にはどのようなことが書かれているのでしょうか。

次ページブルーオーシャン戦略とは?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT