「跡取りの出産が結婚条件」という理不尽重圧

結婚前に真摯に話し合うべき

医者になる子を産み育てられるか不安です…(写真:プラナ/PIXTA)

※ミセス・パンプキンへの人生相談および、家族関係や親子問題のお悩み相談は専用メール専用サイトで受け付けています。質問は400字以内でお願いします。回答は既出の相談と内容が被らないものを優先し、本連載で掲載します。

結婚を前提に付き合っている彼の実家について悩んでいます。お父様は開業医で、親族もほとんどが医師、彼も医師で、実家のクリニックを継ぐ2代目跡取り息子です。彼は結婚すれば、いざというときの跡取りを確保するため、子どもは2人以上を希望しています。
先日、プロポーズされましたが、あいまいな返事しかできませんでした。彼の家庭ではお父様の発言権が強く、経理を担当し病院を支えてこられたお母様は料理が得意な良妻賢母です。そして妻は夫に従うものであるというのが、この家族全員の価値観です。
一方、私の両親は共働きの公務員。母は普通の主婦兼業家庭です。私は大卒の専門職で(医療関係ではありません)、現在幸運にも自分の好きな仕事に就いており、忙しいですが働くことができて幸せに思っています。
彼は優しく良い人で、彼の両親からも、大歓迎というわけではないですが、特に嫌な扱いを受けたということもありません。ですが結婚となると、彼が家を継いだら必然的に同居になることや、彼が妻に専業主婦を希望していること。冠婚葬祭をはじめとした親族付き合いや、子どもを医者に育てなければならないプレッシャーなど、不安でいっぱいです。
このような環境や価値観の違う二人が結婚しても、夫婦関係に歪みが出てくるのではないかという不安が拭い去れません。育った家庭環境が大きく違う者同士の結婚について、どうお考えになりますか。

懸念点を相手に伝えよう

今重要なのは、あいまいな回答を彼にするのではなく、この懸念を事前に透明に相手方に伝えることです。

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今幸せなのに、価値観が大きく違う家庭に嫁いで今どき、夫のために尽くすよう期待され、子どもを医者に育てるように強要される生活で幸せになれないことに、あなたはすでに気づいておられます。事前に明確にコミニュケーションを図らなければ、後に遺恨を残す局面です。

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