疲れない体を作る!「1分、移動中ストレッチ」 「レジェンド葛西紀明」も実践!その方法は?

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2つ目は、「首と肩甲骨のストレッチ」です。

【ストレッチ②】首と肩甲骨のストレッチ

【1】後頭部に手を置く。

【2】ゆっくり下を向くように頭を下げる。これを15秒くらい行う。

首と肩甲骨のストレッチ(イラスト:二階堂ちはる)

このストレッチは、肩や肩甲骨を意識しながら動かすと効果がアップします。また、後頭部に手を置くときは、左右の人にひじがぶつからないように注意しましょう。

「疲れない体」と「折れない心」は作れる

出張で長時間のフライトの場合、どうしても機内で仕事に没頭したり、睡眠時間にあてたりなど、あまり動かない状態で過ごしがちですよね。

『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』は、12万部のベストセラーになっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

しかし、体に損傷をきたしてしまわないように、こんなときこそ「血流を促すストレッチ」を行うことは必要です。

また、飛行機を降りたあとの集中力にも大きく差が出てきます。私も、「移動中のストレッチ」で降りたあとのパフォーマンスや集中力が持続できています。

この「移動中のストレッチ」は、出張などで乗り物の移動が多いビジネスパーソンにぴったりのストレッチだと思います。

「ちょっとした工夫」「少しの運動」を心掛けることで、40歳を超えても「疲れない体」を作ることができる、そして、身体機能を維持することが「折れない心」を作ることにもつながる――。私はそう確信し、日々の生活にこの「1分間、移動中ストレッチ」を取り入れています。

葛西 紀明 スキージャンプ選手

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かさい のりあき / Noriaki Kasai

1972年6月6日、北海道下川町出身。株式会社土屋ホーム、スキー部選手兼任監督。2014年ソチ冬季オリンピック個人銀メダリスト。1992年のアルベールビル・オリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバー、ソチ、平昌と史上最多、計8回の冬季オリンピックに出場。スキージャンプ選手としては異例ともいえる20年以上のキャリアと、40歳を超えてなお一線級の成績をマークすることから「レジェンド」と称され、国内外から尊敬を集める。冬季オリンピック8大会連続最多出場記録、ワールドカップ最年長優勝記録、冬季オリンピックスキージャンプ最年長メダリストなど5つのギネス世界記録をもつほか、2014年の新語・流行語大賞では「レジェンド」がトップテン入りし広くファンを得る。

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