業種を超えて「有翼ロケット」にのせた夢 将来的には国民みんなが飛べるようにしたい
様々なジャンルのフロントランナーからビジネスのヒントを聞く「
“宇宙飛行サービス”発表時の反響は?
――大山さんは、2027年に有人の宇宙飛行サービスを開始すると先日発表されました。反響はいかがでしたか?
反響はすごかったですね。記者会見当日もそうなんですが、やはり、しっかりとニュースにしてもらったことで、僕らがやろうとしている――日本がそのままやろうとしている夢だと思っているんですが、それを知っていただけたのはすごくうれしいですね。逆に言うと、僕らは各重工やJAXAとの契約がしっかりまとまるまで、あまり情報を出さずに進めていたので、知ってもらえてうれしいですね。
――それでは1つ目のキーワード「2027年 夢の宇宙飛行をあなたも!気になるお値段は?」。スペースウォーカーが目指している事業内容が、「2027年にスペースプレーンで人間を宇宙に飛ばす」というものです。そのイメージ図があるんですが、この宇宙船、NASAのスペースシャトルに似ているなという感じがするんですが?
そうですね。特徴は有翼と言って「翼」があるものをつくっています。それによって完全再使用を目指しています。
――スペースシャトルとはちょっと違う?
スペースシャトルは、高度400kmまで行ったり、軌道投入までしていました。当時はすごく大きいものをつくっていましたが、今は時代も違いますし、最新のもので人に特化したものをつくろうとしています。