業種を超えて「有翼ロケット」にのせた夢 将来的には国民みんなが飛べるようにしたい

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様々なジャンルのフロントランナーからビジネスのヒントを聞く「飛躍のアルゴリズム」。今回のゲストは、宇宙ベンチャー「スペースウォーカー」代表取締役CEOの大山よしたか氏。2027年に計画している“夢の宇宙飛行”、その構想とは?

“宇宙飛行サービス”発表時の反響は?

――大山さんは、2027年に有人の宇宙飛行サービスを開始すると先日発表されました。反響はいかがでしたか?

上の画像をクリックすると「日テレNEWS24」のページにジャンプします。

反響はすごかったですね。記者会見当日もそうなんですが、やはり、しっかりとニュースにしてもらったことで、僕らがやろうとしている――日本がそのままやろうとしている夢だと思っているんですが、それを知っていただけたのはすごくうれしいですね。逆に言うと、僕らは各重工やJAXAとの契約がしっかりまとまるまで、あまり情報を出さずに進めていたので、知ってもらえてうれしいですね。

――それでは1つ目のキーワード「2027年 夢の宇宙飛行をあなたも!気になるお値段は?」。スペースウォーカーが目指している事業内容が、「2027年にスペースプレーンで人間を宇宙に飛ばす」というものです。そのイメージ図があるんですが、この宇宙船、NASAのスペースシャトルに似ているなという感じがするんですが?

そうですね。特徴は有翼と言って「翼」があるものをつくっています。それによって完全再使用を目指しています。

――スペースシャトルとはちょっと違う?

スペースシャトルは、高度400kmまで行ったり、軌道投入までしていました。当時はすごく大きいものをつくっていましたが、今は時代も違いますし、最新のもので人に特化したものをつくろうとしています。

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