「宇宙人はいない」とは否定しきれない理由

米国人ファンはUFO探査組織を設立

米国では宇宙ファンがUFO探査組織を立ち上げた(写真: ツネオMP / PIXTA)
ヘイ、ミスター・スペースマン
一緒に連れて行ってくれ
おとなしくしてるから
ヘイ、ミスター・スペースマン
一緒に乗せてくれよ

米国のフォーク・ロック・バンド、ザ・バーズが「ミスター・スペースマン」をリリースしたのは1966年のこと。クエーサーというはるか彼方の銀河が、奇妙な電波を出していることがわかり、地球外生命体が存在する可能性に世界中がワクワクしていた時期だ。

そんなことを思い出したのは最近、2004年にサンディエゴ沖で目撃されたというUFO(未確認飛行物体)の映像が公開されたからだ。目撃した米軍機のパイロットであるデビッド・フレーバー海軍中佐は、それが何だったのかまったくわからないと振り返る。「でも、あれを操縦してみたいね」。

有志によるUFO探査プロジェクト

この映像は、米国防総省の超極秘プロジェクト「先端宇宙脅威発見計画」の一環として撮影されたもの。同計画は、2200万ドルをかけたUFO探査プロジェクトだったが、2012年に打ち切られた。それが最近になって、非営利団体によって復活・継続されることになった。

この非営利団体の名前は、「トゥ・ザ・スターズ芸術科学アカデミー」。元国防総省OBや航空宇宙技術者をはじめとする宇宙ファンが、「政府がやらないならわれわれが」と立ち上げた団体だ。200ドル以上の寄付をすれば、誰でも参加することができる。

同アカデミーの主な研究テーマは、UFO、テレパシー、そして「時空のメトリクスを劇的に変える」航法による「現代の移動の距離的・時間的制約を吹き飛ばす2点間移動宇宙船」。つまりアインシュタインが最も速いとした光速を超えるワープ・ドライブ(ワープ航法)を研究しようというのだ。

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