「四季報の完全読破」で人生が豊かになるワケ 20年、16万ページを全部読んでわかった真実

四季報読破で見つけた10倍株
『会社四季報』を最初から最後まで、およそ2000ページすべて読む。
そんな“四季報読破”を私は20年以上、続けてきた。『会社四季報』は1集新春号、2集春号、3集夏号、4集秋号と1年に4冊刊行される。今までに完全読破した『会社四季報』を、最初の1998年1集新春号から積み重ねると、その数なんと80冊以上。すべてのページを毎号読むからこそ、いつも新しい驚きや感動があった。思い返せば本当に感慨深い。
2015年4集秋号の「四季報読破」に取り組んでいたとき、とても気になる銘柄を見つけた。
それは2015年9月に上場したばかりの「STUDIOUS(ステュディオス、現TOKYO BASE)」という会社で、「国内ブランド特化型のセレクトショップ」を手がけると書かれていた。国内ブランドに特化する、というのはどういうことなのか。