今回は夏休み期間中でもあり、小学生や中学生の子供を持つ親御さんなどにぜひ読んでいただきたいテーマにしました。ズバリ「お金って何だろう?」というものです。読者の皆さんに合計で3つの質問をしながら、一緒に考えて行きたいと思います。
お金があっても、欲しいものが買えるわけじゃない?
実は先日、金融庁で「こども霞が関見学デー 金融庁へGO! 〜小学生のためのハッピー・マネー®教室〜」が開かれました(8月2日)。参加したのは小学校1〜3年生の子供たちです。早速、著名な投資教育家の岡本和久さん(I-O ウェルス・アドバイザーズ社長)が子供たちに問いかけます。
「お金って何だろう? どうして大切なのかな? どうやったら手に入るのかな?」
岡本さんは、全国の小中学校で「ハッピー・マネー教室」を行うなど、子供たちへのマネー教育に精力的に取り組んでいる方でご存じの方も多いことでしょう。
子供たちが口々に答えます。
「お金があれば、なんでも欲しいものが買えるよ」
「お金がないとモノが買えないし、暮らしていけないから大切」
すると岡本さんが、すかさずさらに質問します。
「でも、お金を持っていても、無人島に住んでいたらどうかな?」
このさらなる質問に、子供たちは首を傾げます。確かに、無人島でお金は何の役にも立ちそうにありません。
お金って、いったいなんなのでしょう。皆さんなら、この質問にどう答えますか?
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