日本人のセコい節約方法は効果が薄すぎる

シンガポール流「5つの超節約術」に学べ

日本人は「超節約術」がうまいというが「ビジュアル」だけかもしれない。例えば「半分にしたティッシュ」。節約効果はどれだけあるのか疑問だ(著者撮影)

シンガポール在住のファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。皆さんは、日ごろ節約をしていますでしょうか。今日は、シンガポールではどんな節約がされているかについてお話しします。

日本の節約術は「テレビウケ重視」で効果に乏しい!?

日本で節約といえば、「テュッシュペーパーを半分にカットして使う」「10円玉を履き古したストッキングに入れて排水口にぶらさげる(ヌメリ防止)」といった面白いものが、テレビや雑誌などでよく紹介されます。

しかし、私はシンガポールのエリートや富裕層で、この手の節約術を取り入れている人を見たことがありません。日本で紹介されるこれらの節約方法は、本当に効果があるのでしょうか。

かくいう私もシンガポールで暮らす前は、テレビや雑誌などでたくさんの節約術を紹介してきました。2008年のリーマンショックによる景気悪化で、節約系の話は引きが強かったので、あらゆる節約の本、ムック、雑誌などを読んで研究をしたものです。

私はファイナンシャルプランナーなので、とにかく効果が数字に現れる方法を提案していました。しかし、「ビジュアル重視」のテレビでは、数字上の効果よりも、どちらかというと面白さや絵柄を求められたので、たびたび葛藤したものです。

そもそも節約とは、無駄遣いを極力なくして貯蓄を増やしていく行動です。しかし、日本で行われている節約の多くが本来の目的から離れてしまっているように感じます。節約の達人でも、「疲れるから飲んじゃってチャラ」といっている人もいるほどです。これでは本末転倒でしょう。

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