知らないと怖い「睡眠」の常識・非常識 不眠だと「生活習慣病」の発症率が2倍に

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●日中の活動も大事

・ジョギングやウオーキングなど適度な運動を。掃除や洗濯などの家事でもOK。
 ・競う、工夫する。友人、知人との会話を楽しむなど、他者とのコミュニケーションを取る。
 ・塗り絵など短時間夢中になってストレス発散できることに取り組む。昼寝は30分以内にとどめる。

(イラスト/堀江篤史)

体内時計を整えるには、日中の活動量を増やすことも大切です。家事などでこまめに体を動かし、友人などとの会話で脳も働かせましょう。塗り絵などに短時間夢中になりストレスを発散することも大切です。脳も体も日中によく活動させることが快眠につながります。

「入眠儀式」を毎日繰り返す

●入眠のために自分なりの儀式を

・パソコン、スマホは寝床に入る2時間前に終了。
 ・睡眠の直前は入浴を避ける。
 ・パジャマは快適なものを。
 ・お香や室内用の香りを用意する

(イラスト/堀江篤史)

寝る前に、パジャマに着替えて歯を磨き、明かりを消すといった「入眠儀式」を毎日繰り返すと、脳に「入眠儀式をしたら眠る」ことがインプットされ寝つきやすくなります。テレビやスマホなどの強い光は、睡眠を妨げるので、寝る2時間前までには終えましょう。

(取材・文/安達純子)

古賀良彦(こが・よしひこ)先生
日本ブレインヘルス協会理事長。杏林大学名誉教授。慶應義塾大学医学部卒。同大学病院を経て杏林大学医学部精神神経科学教室へ。1999年から主任教授。2016年より現職。うつ病などの治療を長年行い、睡眠と脳の関係なども詳しい。

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「毎日が発見ネット」編集部
「まいにちがはっけんねっと」へんしゅうぶ

自身の健康&親の介護が気になり始めた世代に役立つ情報が満載の、雑誌「毎日が発見」。そこに掲載された健康情報やレシピに加え、介護や夫婦問題の当事者のリアルな声をお届けします。

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