共働き夫婦が抱える「仕事と子育て」の本音 夫の相談相手は子育て経験のある「同性上司」

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仕事と子育ての両立のためには、職場からの理解・協力があるのとないのとでは大きな差があります。それでは、実際に職場で子育てについて理解・協力してくれるのは、どのような立場の人なのでしょうか。

男女とも子育て経験のある同性の上司や同僚

現在、子どもがいて正社員または非正社員として仕事をしている25~44歳の既婚者に、「自分の職場で、子育てについて理解・協力してくれるのはどのような人か」をたずねたところ、男性で最も割合が高いのは「子育てを経験している男性の上司」で、約5割となっています。次に、「特にいない」、「子育てを経験している男性の同僚」がそれぞれ2~3割と続きます。

一方、女性で多いのは「子育てを経験している女性の上司」と「子育てを経験している女性の同僚」で、それぞれ4~6割です。「子育てを経験している女性の上司」は20代後半56.4%に対し40代前半37.8%と、年齢層が低いほど割合は高く、「子育てを経験している女性の同僚」は20代後半44.2%に対し40代前半54.3%と、年齢層が高いほど割合は高くなります。また、「子育てを経験している男性の上司」は約3割、「特にいない」は約1割と、それぞれ男性より低くなっています。

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