安心・満足な出産はニュージーランドに学べ

現役女性首相が産む国で活躍する「助産師」

ニュージーランドの首都ウェリントン(写真:Robert Chang/iStock)

首相の出産に女性たちから熱い応援コメント

ニュージーランドの若き女性首相、ジャシンダ・アーダーン氏(38歳)が、6月21日に第1子を出産した。パートナーのクラーク・ゲイフォード氏は海釣りの番組を手掛ける放送関係者で、入籍はしていない。首相の復職後、ゲイフォード氏は主夫となって子育てを担う。

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ニュージーランドは女性参政権が世界で初めて実現した国で、女性首相もアーダーン首相で、もう3人目だ。アーダーン首相が妊娠を公表したのは就任のわずか3カ月後で、首相の当時のSNSを見ると女性たちから熱い応援コメントが多数寄せられていた。巷の声も知りたいと、以前ニュージーランド取材でお世話になったリサーチコンサルタントのハナ・モリ・ロバートソンさんに直接聞いてみたところ、ニュージーランド国内に、首相が出産したことを批判するような声は出ていないそうだ。

ニュージーランドは助産師の活躍が有名な国。先ごろ出産して話題になったジャシンダ・アーダーン首相も、助産師とのツーショットをSNSに投稿して熱い感謝を述べた(写真:アーダーン首相のフェイスブックより)

首相が妊娠・出産・子育てを現在進行形でやっているということは、国の出産・育児政策にいったいどのような影響をもたらすのだろうか。

首相は自身のSNSに、出産後2番目の写真として助産師とのツーショットをアップした。助産師とは、医師に比べると実施できる医療行為は限られるが、妊婦健診、分娩介助、産後の育児支援などを専門的に行う医療職だ。

首相は「私たちの素晴らしい助産師のリビーさん」と名前も出して自分たち夫婦が世話になった助産師を紹介した。写真の中で、首相はひとりの女性に戻った顔をしている。柔和で、幸せそうだ。

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