異色の社長が導いた「松竹」復活への軌跡

これまでの苦節や挫折を迫本社長に聞いた

キーワードを基に様々なジャンルのフロントランナーからビジネスのヒントを聞く「飛躍のアルゴリズム」。今回のゲストは、松竹株式会社社長の迫本淳一氏。経営状態が悪かった松竹の立て直しと、これまでの苦節、挫折について聞いた。

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迫本淳一氏は、1953年、東京都の出身。1976年に慶応義塾大学経済学部を卒業後、1978年に法学部を卒業。その後、不動産関連の会社に入社し37歳で司法試験に合格。法律事務所に勤務後、米国ハーバード大学ロースクールの客員研究員に。1998年、松竹株式会社に入社。2004年より代表取締役社長に就任している。迫本氏は45歳で副社長に就任して以来、経営状態が悪く赤字続きだった松竹を立て直した。

――今は歌舞伎も人気で、とてもそんな状態だったとは信じられないくらいですが立て直しの秘けつは何だったのでしょうか?

秘けつなんていうとおこがましい感じがするのですが、振り返ってみると、そのとき、そのときに社員と会社が一丸となってそのときの状況に対応できたことがよかったのかなと思います。

苦節10年 司法試験に合格 挫折に学ぶ

――1つめのキーワードは「苦節10年 司法試験に合格 挫折に学ぶ」。迫本社長は大変ユニークな経歴で驚いたのですが、まず不動産関連の会社に就職したあと、一念発起して司法試験を目指したということですが、そのきっかけは何だったのですか。

法律には興味があったのですが、弁護士になってからビジネスの世界に行けたらと考えました。さらに世界的フィールドで活躍できるようになりたいという思いで弁護士を目指しました。

――当時、すでに結婚していたとお聞きしましたが奥様はどんな反応でしたか。

家内は基本的にはいつも応援してくれます。私は勉強に長い時間がかかったのですが一貫して応援してくれました。

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