イングランド「PK戦勝利」は心理学者が支えた

「PK戦で負ける」ジンクスをついに払拭

PK戦でコロンビア代表を下したイングランド代表(写真:ロイター)

[モスクワ(ロイター)]- イングランドは、7月3日に行われたワールドカップ決勝リーグの最終試合において、コロンビアにアディショナルタイム93分の時点で同点に追いつかれ、1対1で引き分けたのち、ついに30年苦しめられた「PK戦で負ける」ジンクスを克服した。PK戦を制し、4対3で勝利を収めたのだ。

「PK戦で負ける」というイングランドのジンクス

かつてイングランドはPK戦で苦汁を舐めた。1990年に西ドイツに準決勝で敗れた苦い思い出に始まり、イングランドはこれまでワールドカップにおける3度のPK戦ですべて敗北している。UEFA欧州選手権でも4度のうち、3度敗北している。ミッドフィールダーのジョーダン・ヘンダーソンのシュートがダビド・オスピナに阻まれると、またしても悪夢の再来かと思われた。

だがコロンビアのマテウス・ウリベのシュートはクロスバーに当たり、イングランドのキーパー、ジョーダン・ピックフォードは、カルロス・バッカのシュートを防いだ。結局エリック・ダイアーが決定点となるペナルティ・キックを成功させ、準々決勝へと進むこととなり、コロンビアが2大会連続でベスト8に残ることを阻んだ。

2006年以来となるイングランドの見事な勝利はギャレス・サウスゲート監督にとっては、特に甘美なものとなった。サウスゲート監督がPKに失敗したことが1996年の準決勝の敗因となったからである。そして決勝進出をより確実なものとするため、グループGにおいてベルギーに0−1で敗れた試合に、二線級の選手たちを出場させた決断も、正しかったことが証明された。

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