死因4位「脳卒中」治療の深刻すぎる地域格差 住む地域によって助かる可能性に大差がある
締めくくりに、日本脳卒中協会が挙げている脳卒中で起こる症状を紹介しておく。
1.片方の手足・顔半分の麻痺・しびれが起こる(手足のみ、顔のみの場合もあり)
2.ろれつが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない
3.力はあるのに、立てない、歩けない、フラフラする
4.片方の目が見えない、物が2つに見える、視野の半分が欠ける
5.経験したことのない激しい頭痛がする
大切な人を脳卒中から救うには
国際的には、脳卒中は「FAST」というキーワードでキャンペーンが展開されている。
FはFace、つまり顔。顔の表情が左右対称か?
AはArm(腕)。腕が「前へならえ」の要領で、左右同じように挙げていられるか?
SはSpeech(言葉)。言葉がおかしくないか?
TはTime(時間)。「FAS」のうちひとつでも症状が見られたら、発症時刻を確認し、すぐに救急車を呼ぶこと。
「FAST」を覚えておくだけで、大切な人を脳卒中から救える可能性が増える。命を守る知識だけに、大人だけでなく、ぜひ子どもにも教えておきたい。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら