全米1位の日本人女子高生を導いた母の教育 子どもの成功は「親のタイプ」で決まる

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子育て研究の第一人者、バウムリンド博士が提唱し、さらに別の研究者によってひとつ加えられた「親のタイプ」は、大きく4つに分けられるといいます。

これら4つのタイプは「親の子に対するコントロールと期待水準の度合い」と「子どもの気持ちやニーズに寄り添う温かさの度合い」という2つの尺度によって、民主型、服従型、寛容型、無関心型に分類されます。

©shigekobork

いったい、どのタイプがベストなのか? そもそも、あなたがどんなタイプの親なのかは、普段子どもに向けて発しているちょっとした言葉から類推することができます。

あなたの子どもへの声かけでわかる、親のタイプ

さて、あなたが子どもに対して頻繁に使う言葉は次のうちどれでしょう?

「どうしてできないの?」

「パパが言ったようにやればいい」

「○○ができたらご褒美をあげる」

「あなたはどうして○○をやりたいの?」

「やってくれたらママはうれしいなあ」

もしもあなたが「どうしてできない?」「パパが言ったようにやればいい」「やってくれたらママはうれしいなあ」といった言葉を子どもによく投げかけているとしたら、 あなたは子どもをマインドコントロールし、自分の思いどおりにしようとする「服従型」の親といえるでしょう。「言うことを聞く子=良い子」の構図です。

「○○ができたらご褒美をあげる」などと、心をもので釣るようなことをしていたら、「寛容型」の親。

そして「あなたはどうして○○をやりたいの?」と問いを投げかけ、子どもの意思を引き出していたら、「民主型」の親といえます。

ちなみに先ほどあげた声かけの中に、「無関心型」の親に該当する言葉はありません。無関心型の親は、子どもに関心がないため、そうした声かけすらしないというわけです。

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