全米1位の日本人女子高生を導いた母の教育 子どもの成功は「親のタイプ」で決まる
では、ビジネスツールである「SMARTゴール」をどうやって子育てに実行していったのでしょうか?
小学生の宿題から、SMARTゴールは使えます
娘が小学校の頃は、夏休みの宿題や蝶の飼育係、バレエの振り付けを覚えることにも、「SMARTゴール」を使いました。たとえば夏休みの宿題なら、夏休みの残りの日数、その間にやりたいこと・やらないといけないこと、それらをやるにはどんなことをすればいいか、毎日何をどのくらいすればいいか、できそうかどうか、を私が質問しながら娘に書きだしてもらい、娘自身に毎日チェックしてもらいました。
思いを字で書くほどの語彙量がない頃は絵を使っていました。SMARTゴールを「やらないといけない」仕事にするのではなく、親といっしょにやる「楽しい」という遊びにしたのです。そうしてチェックすることで達成する喜びを教えました。
具体的には、こんなワークシートを使っていました。
「SMARTゴール」を小学校から子育てに応用したおかげで、私は娘に、一度も「勉強しなさい」と言ったことがありません。
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