偏差値35から東大へ!僕を救った「読む技術」 2浪東大生が教える「本が読めない人」の2特徴
逆に、ちゃんと「ここはどういうことなんだろう?」「本当かな?」と考えながら文章を読む人は、理解度が高い人です。あんなに頭のよさそうな東大生でも、「読んだ本についてわからないことがある」と教授のもとを訪れる人が非常に多いです。
無条件で信じることなく、鵜呑みにせず、疑問は疑問として持っておく心構えをする人が、「本当に文章が読める人」なのです。
能動的な読書は最高の「思考力トレーニング」だ
どちらの特徴にも共通しているのは、「受け身の読書」をしている人は本当に読めるようにはならないということです。ちゃんと、「後からまとめよう」とか、「自分が疑問に思うことをしっかり自覚しよう」とか、そうやって「能動的な読書」をしている人が、真に文章が読める人なのです。
これは、「アウトプットの重視」と言い換えることもできると思います。読書してインプットした情報を、まとめたり、疑問を持ったりして、それを外に出してみる。この過程は、「アウトプット」にほかなりません。
このような「アウトプットを意識した能動的な読書」は、思考力を大きく鍛えることにつながります。受け身ではただの「インプット」しかできませんが、能動的な読書では「アウトプット」ができるようになる。
その過程で、自分の頭で考えて、まとめて、疑問に思い、そして外に出すという「思考力」の訓練ができるのです。
以前、「東大の入試問題は難しすぎると思う人の盲点」という記事でもご紹介したとおり、東大入試は知識以上に「思考力」が必要です。僕はこの「能動的な読書」を実践した結果、わずか1年で偏差値を35も上げ、奇跡の東大入学を果たしました。
「能動的な読書」は「思考力トレーニング」に効果抜群だという、ひとつの証拠になると思います。
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