元偏差値35の東大生が教える「残念な勉強法」

「なぜか身につかない」を改善する3つのコツ

それまでの僕は、教科書や参考書に書いてあることを鵜呑みにしていました。たとえば「12世紀ルネサンス」という言葉が出てきたら、「そうか、12世紀にもルネサンスのような文化の発展があったんだな」と、そのまま覚えようとするだけでした。

でも、これは「考えている」ことにはなりませんよね? だから僕は、次のように考えるようにしたのです。

「なんで14世紀に始まったのが『ルネサンス』で、12世紀が『12世紀ルネサンス』なんだ? 普通、逆じゃないのか?」

「なんで11世紀でも13世紀でもなく、12世紀に始まったんだ?」

こういった疑問は、答えにたどり着けることもあれば、どこにも答えが書いてないこともあります。でも、たとえ答えが見つからなくても、「自分なりの仮説」を立てたのです。僕はこれを、すべての教科に取り入れました

効果は絶大でした。2年間まったく伸びなかった成績がウソのように急上昇、模試では偏差値70を叩き出し、僕は無事に東大生になることができたのです。

「残念な勉強」の特徴とその改善策、わかっていただけましたか?

「再現できるかを確認する」「アウトプットを想定する」「つねに考える」。この3つは、受験勉強はもちろんですが、それ以外の勉強にも応用できると思います。実際、東大の期末試験においてもこのやり方はとても有効でした。

東大生はみんな、この「3つの勉強法」をやっていた

最後に、僕が東大に入った後のエピソードをご紹介します。

東大でできた友人と話していたとき。僕は自分がたどり着いた「3つの勉強法」を話しました。「偏差値を1年で35も上げた、すごいやり方なんだぜ」。そんな自慢したいような気持ちもあったかもしれません。ですが、この話を聞いた友人は少し驚いた顔でこう言いました。

「え、それフツーじゃない?」

僕が2浪の末にたどりついたやり方は、東大生にとっては「フツー」のことだったようです。彼は受験勉強だけではなく、普段の読書や大学の授業でも、同じようにしているとのこと。その後、多くの東大生に聞いて回ったのですが、ほどんどの人が「当たり前」にやっていることでした。

それを知ったときはいっきに力が抜けましたが、裏を返せばこのやり方が間違いではなかったということ。僕も普段の読書や勉強で、このやり方を貫いています。

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