自然に痩せる!「血糖値を上げない」食べ方 水を1日2リットル飲むのも効果的
反対に、私たちがやせると思って一生懸命おこなっているものの、実は効果が薄い勘違いダイエットについても教えてもらいました。
実はやせない食べ方3
①果物は太る!
何となく体に良さそうな印象のある果物。たしかにビタミンやミネラルが豊富ですが、同時に糖質もたっぷり含んでいます。しかも果物の糖はブドウ糖ではなく、果糖。ブドウ糖は体のエネルギー源として使われますが、果糖はすぐに脂肪に変わり貯蔵されるので、実はとても太りやすい食べ物なのです。とくに日本の果物は甘く美味しく改良されているので、糖度が非常に高いものが多い。食べるなら朝食の最後に少しだけ、しっかり噛んでゆっくり摂るようにしましょう。朝、空腹のところへいきなりフルーツジュースをゴクゴク飲むなど、もっての他です!
②グルテンフリーなら太らない!?
最近話題になっているグルテンフリー食。グルテンは小麦に含まれるタンパク質の一種で、このグルテンにアレルギーがある人がいることが知られています。そのため、最近はグルテンフリーの食材が増え、ダイエットのためにとこれらを選ぶ人も少なくありません。しかしグルテンアレルギーの人は小麦製品が食べられないため、結果的に糖質の摂取量が減ってやせているだけ。決して、グルテンフリー=糖質フリーではありません。グルテンフリーのものには、小麦の変わりに米粉など他の糖質が用いられていますから、たくさん食べればやはり太るということを覚えておきましょう。
③運動は、実は「食後すぐ」がいい!
食後は胃が消化活動をおこなうからすぐに運動しないほうがいい、と言われていますが、ダイエットの観点からするとこれは逆。食後すぐに運動したほうが血糖値の上昇をおさえられるので、効果的なのです。何より、食後すぐに動けないほどたくさん食べることは、血糖値を急上昇させてしまいますから厳禁。腹七分目にとどめて、食後はすぐに歩いたり、またはスクワットやストレッチなど簡単でもいいので体を動かすようにして、血糖値の上昇をおさえるようにしましょう。
いかがですか? 血糖値をコントロールする食事なら、食べる量を我慢したり激しい運動をおこなったりする必要もなし。長く続けられると思いますので、ぜひ試されてみてください!
牧田善二先生
(文:山本 奈緒子)
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