『転職にまつわる誓約書はどこまで有効ですか?』(37歳男性)

城繁幸の非エリートキャリア相談

『転職にまつわる誓約書はどこまで有効ですか?』(37歳男性)

終身雇用の崩壊、成果主義の導入などにより、日本人の「働き方」は激変。その結果、自身のキャリアに迷えるビジネスパーソンは増えていくばかりだ。これまでの古い「昭和的価値観」から抜けだし、新たな「平成的価値観」を身に付けるためにどうすればいいのか。日本の人事制度を知り尽くした城繁幸氏が、あなたの悩みにお答えします。

CASE:37

『転職にまつわる誓約書はどこまで有効ですか?』(37歳男性)

 <相談者の悩み>

 はじめまして、37歳の事業企画系の主任をしているものです。業種はIT、従業員規模は2000人ほどの中堅です。

 実は現在、知人の在籍する他社から、「良かったらうちに来ないか」というオファーを受けているところです。新規事業所の立ち上げに、ノウハウのある中堅が必要とのことで、待遇は特に変わりませんが、やりがいという点で魅力を感じています。

 また、自分は将来関西方面で仕事をしたい(実家がそっちです)という希望があり、本社がそちらにある新会社の方が魅力的でもあります。

 そこで相談なのですが、「退職後2年間は同業他社へは転職しない」という誓約書は、本当に有効なのでしょうか? 実は3年前(恐らく主任昇格時だったと思いますが)、そういった趣旨の誓約書にサインした記憶があるためです。

 転職を考えている会社は、一応同じIT系であり、同業と言えなくもない関係です。実際、私のキャリアを評価して誘ってくれているのは事実ですし…。

 ちなみに、この誓約のことは先方にはまだ伝えておりません。伝えたうえで、判断を仰ぐべきでしょうか? あわせてアドバイスいただくようお願いいたします。

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