中国政府、海南島の港に自由貿易圏を設置へ 国際金融の拠点として香港に対抗する意向
[北京 13日 ロイター] - 中国は海南省南部に位置する海南島の港に自由貿易圏を設置する予定だ。習近平国家主席の発言として国営ラジオが報じた。
中国は海南省を国際金融の拠点として香港に対抗する意向だとの憶測が出ている。
習近平国家主席は10日に海南省で演説し、中国の経済を一段と開放し、輸入関税を年内に引き下げる方針を表明した。悪化する米国との貿易摩擦の沈静化を図ったとみられる。
報道によると、習氏はまた海南省にエネルギーや海運関連の商品取引所を設けることを中国政府は支持すると述べた。
海南省当局は3月下旬に住宅を購入から5年以内に売却することを禁止するなど、不動産関連の規制を強化した。
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