ANAに学ぶ、企業サイトの「おもてなし」 東京五輪をたぐり寄せたのは滝クリだけじゃない!
自社のサイトをどう作ればいいのか――。
企業にとって、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を含めたWebサイト運営は、今やメディア戦略の中でも最重要項目の一つ。だが、テレビや新聞など既存のマス媒体と同じ感覚で展開して、十分な効果を上げられなかったり、思わぬ反発に遭うケースは少なくない。
そんな中、企業のWeb戦略として着実な成果をおさめ、その手法に注目が集まっているのが、大手航空会社のANAホールディングスだ。
同社は昨年2月、外国人旅行者をターゲットに据えた特設サイト「IS JAPAN COOL?」を開設。日本好きの外国人を狙ってSNS上で告知を行い、ページビュー(PV)数は約1年半で150万と、企業サイトとしては好調なアクセス数を誇る。
同サイトは「DISCOVER」「TOKYO」「COSPLAY」「KAWAII」「RAMEN」などのテーマ別のコーナーに分かれている。各テーマ内は約1分半のオープニングムービーとトピック別の20秒程度のミニ動画、写真ギャラリーなどで構成される。
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