チェーンソー、知っていそうで知らない正体 ホラー映画のように武器としては使えない
チェーンソーはどの国で多く作られているのだろうか? そして日本のメーカーはどれくらいの強さなのだろう?
「やはり自動車を作っている工業国が強いですね。第1位はドイツです。スチール社が販売台数世界1位です。2位はスウェーデンです。ハスクバーナ・ゼノア社はもともとはオートバイを作っていた会社でした。そして第3位は日本になります。やまびこ社が有名ですね」
海外での売れ行きとしては、先進国での販売台数は頭打ちになっており、新興国に順々に売れていっている状況だ。
10年ほど前にはロシアにたくさん売れた。ロシアでは別荘地の薪づくりのために購入する人が多かった。
その次にはブラジルで売れた。ブラジルでは、森林を切り開いていくのに使われたという。
チェーンソーを使ってみた
最後に、実際チェーンソーを使わせてもらうことにした。
チェーンソーは「どこで使ってはいけない」という法律はないのだが、とはいえ町中で使うわけにもいかない。
某県の山中にある、周り数キロに家屋がなく、人もほとんど訪れない公園で使用することにした。
Aさんは車のトランクから、2台のチェーンソーを取り出した。電気式のチェーンソーは専用の箱に入っており、取り出してバッテリーをはめればすぐに使える。
「電気式は、日本のメーカー、マキタ社のUC121DRFです。リチウムイオン充電池式です。コンパクトなボディですが、パワフルです」
安全ボタンを押しながら、グリップを引くと「ギャイーン!!」とブレードが回る。かなりの迫力だ。小さい木は簡単に切断することができた。
電池式はパワーがないとのことだったが、家庭で使うには十分だと思った。
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