韓国大統領、米朝韓首脳会談の可能性に言及

会談の目的は核の脅威を取り除くこと

 3月21日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、韓国、北朝鮮、米国の3カ国首脳会談を行う可能性があるとの見解を示した。ソウルで1日撮影(2017年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、韓国、北朝鮮、米国の3カ国首脳会談を行う可能性があるとの見解を示した。会談の目的は朝鮮半島における核の脅威を取り除くことであるべきだと指摘した。

文大統領は来月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する予定。トランプ米大統領も5月末までに金委員長と会談を行う意向を示している。

「歴史的なイベントになる」

文大統領は、南北首脳会談に向け韓国大統領府で行われた準備会合後、「南北首脳会談後の米朝首脳会談は歴史的なイベントになるだろう」と指摘。「場所によってはさらにドラマチックな展開になる可能性がある。(会談の)進展状況によっては南北と米国の3カ国による首脳会談につながる可能性がある」と語った。

韓国当局者は、南北軍事境界線のある板門店で文大統領と金委員長の会談だけでなく、3者会談を行う可能性についても検討している。

ある大統領府当局者は匿名を条件に、文大統領は板門店に言及したのではなく、発言前に米政府と3者会談について協議したかどうかにも言及しなかったとしている。

文大統領はまた、一連の首脳会談は朝鮮半島の核・平和問題の「完全な終結」を目指すべきだとの見解を示した。

朝鮮戦争の終わりに署名された停戦協定に代わる永続的な平和構築に向けた「明確な目標とビジョンを持っている」と述べ、それには米朝関係の正常化や南北関係の発展、米朝も関わる経済協力が含まれるとした。

朝鮮中央通信社(KCNA)は21日付の論評で、南北関係において「劇的な和解ムード」が醸成されており、米朝関係にも変化の兆しがあるとの見解を示した。

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